「狩猟学」 という本が発行されました。
ほんのわずかですが、私も書いています。
学問は、一定の理論に基づいて体系化された知識と方法のことですが、残念ながらこの本は「狩猟学」というタイトルをもちながら、そこには一定の理論に基づいて体系化された知識と方法は書かれていません。
おそらく、今現場が欲しいのは、どうやったら獲れるかというハウツウ本なのではと思います。
狩猟にも理論を構築することは可能です。さらに、その理論に基づいて知識と方法を体系化することも可能です。
実例として、我々のグループは、体系的に狩猟に関する知識と方法を学んでいます。
だからこそ、わずかな経験年数でも現場での捕獲に成功している訳です。
いろいろな大物猟グループでの捕獲効率を聞き取り調査しましたが、0.05~0.10頭/人日でした。
この数値をいかにして大きくするか考えるのが、今の私の仕事です。
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