昨日のTVで、茨城県久慈川のシガという自然現象を紹介していました。
シガと呼ばれる現象で、川の流氷という表現すれば良いでしょうか。
おかしいと思ったのは、その氷の出来方の説明。
川底の石の表面に形成された氷が剥がれて浮き上がり、流れてくるというのです。
「えっ!氷で川底の石の表面に形成されるの?」
ということで、いろいろと調べてみました。
YouTubeなどでは、「川底の水が氷となって浮かび上がる現象で、氷はそのまま川の流れにのって流れる。」と解説されている人もいて、もしかしたら現地の観光案内にでもそう書かれているのかと思いました。
その他では、「水温・水深・川の流れの速さなどの条件が複雑に関係して起きる」と濁していたり。
Wikipediaでは、「通常気圧において凍る際は体積が約11分の1増加する。すなわち、比重が0.9168 と小さくなり、水に浮く。物質は温度が低くなるほど分子の振動が小さくなるため、通常であれば温度が低くなるほど密度は大きくなり、従って気相よりも液相、液相よりも固相のほうが密度が大きい。このように固相の方が液相よりも密度が低い物質は非常に珍しい。これは液相の水分子が水素結合で強固に結びついており、固相の場合よりも分子間の距離が小さい事が原因である。」との解説が。
ということで、どの水深で氷となっているのかがポイントかなぁと勝手に納得。
まだまだ分からない自然現象がたくさんあるってしておいた方が幸せなのかも・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿